偉人・賢人は多くの名言を残しています。
オードリー・ヘプバーンもその1人です。
そして、名言の裏にはその名言を生んだ質問が存在しています。
もし、あなたが「今より良くなりたい」、「何かを成し遂げたい」と思っているなら、この質問に答えることで、考え方や行動を変えるヒントが見つかり、あなたの運命を変えるきっかけになるかもしれません。
今回紹介するのは質問家マツダミヒロさんの著作「賢人たちからの運命を変える質問」のQ5、オードリー・ヘプバーンの名言に隠された質問です。
あなたの生き方に影響を与える質問になるかもしれません。
質問:美しくあるためには?
あなたは、普段どのようなところを見ていますか?また、どんな言葉を使っているのでしょうか?
ここでいう美しさは外見だけではありません。
美しくあるためにはどうすればよいのでしょうか?
質問に答えたい方は、じっくり考えてみてください。
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美しいものにフォーカスすると、良いところだけが見えてくるようになります。
それは、とても大切なことではないでしょうか。
人は悪いところやできていないところ、つまり欠けているところをフォーカスしてしまうものです。
しかし、もし人の悪いところばかりを見て、悪いことばかり口にしていると、心だけでなく外見も醜くなってしまうことでしょう。
なぜなら、言葉にはエネルギーがあるからです。
人は悪い言葉を使っているときは、体に力が入らなくなります。
同じように、ビジネスにおいても、失敗を誰かのせいにしたり、誰かを不幸にして自分ばかりが儲けたりしていると、長続きしません。
できるだけ人の良いところを探し、美しい言葉だけを意識して使っていくと、自分の考え方や人への関わり方が美しくなり、ビジネスもうまくいくようになります。
掘り下げる質問
「美しくあるためには?」という質問を、さらに深く掘り下げるための質問があります。
そんな質問を紹介していきます。
「周りにある美しいものは何ですか?」
「どんな言葉を使いたいですか?」
「周りの人の良いところはどこですか?」
人は質問をされると答えを探してしまう生き物です。
ぜひとも、これらの質問を自分自身に問いかけ、周りの人やものの美しいところや良いところ、素敵な一面を探し、美しい言葉を使っていきたいものです。
オードリー・ヘプバーンについて
どんな人?
オードリー・ヘプバーンはイギリス人で、アメリカ合衆国の女優です。日本ではヘップバーンと表記されることも多い。
1920年代~1950年代のハリウッド黄金時代に活躍し、1953年には『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得しました。
その他『麗しのサブリナ』や『ティファニーで朝食を』など多数の世界的に有名な映画に出演しました。
ヘプバーンはユニセフ親善大使に任命され、1992年にヘプバーンのユニセフでの活動をたたえてアメリカ合衆国大統領ジョージ・H・W・ブッシュが、文民に与えられるアメリカ最高位の勲章である大統領自由勲章をヘプバーンに授与します。
後世に語り継がれる大女優ということですね。
「質問」のもとになった名言
それでは、質問【食べるためではなく、生きるために何をしようか?】のもとになったオードリー・ヘプバーンの名言とはどんな言葉でしょうか?
それは、
『美しい瞳が欲しいなら、人の良いところを探しなさい。
美しい唇が欲しいなら、美しい言葉だけを話しなさい。』
という言葉です。
ペプバーンは、人の良いところを探し、美しい言葉を話すことで、あのような美貌だけでなく心の美しさも手に入れたのではないでしょうか。
まとめ
美しくあるためには何をしたらいいのでしょうか?
ここでいう美しさは、どちらかというと内面の美しさについて言っている部分が大きいと思います。
とはいえ、内面が外見を作るものでもあるので、結局はオードリー・ヘプバーンの言うことは正しいですね。
ポイントは美しくなるではなく、“ある”ためにはということです。元々すでに美しいあなたが、変わらず美しいままであるために、どうすればよいのか?
そのような視点で考えて見て欲しいです。
美しい言葉を話し、良いところを見ている人は魅力的です。
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