潜在能力を味方につけて、自分もチームも成長するには?『才能スイッチ』

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現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。その目標の一つとして、一年間に本を100冊読み、それをアウトプットしていきます。
⇒【10000冊プロジェクト】

一冊目にまず私が選んだのは『才能スイッチ』という三浦将さんの本です。

三浦将さんの本はデビュー作(自分を変える習慣力 (Business Life 1))から4作に渡り読んでいます。

三浦将さんはメンタルコーチとして活躍中で、アドラー心理学やNLPも学んでいて、私が憧れている方の一人です。特に習慣については、とても参考にさせていただいています。

何度かお会いしたこともあり、ベストセラー作家で活躍されている方でありながら、気さくな人柄で親しみを感じました。

この本を選んだ理由はその三浦将さんの新作ということで、きっと私にとって必要となる内容だろうと思い手に取りました。

『才能スイッチ』

著者:三浦 将

■本について

発行日:2017/4/21

評価:★★★★☆(所要時間:1時間45分)

読破冊数: 1/100冊

■こんな人におすすめ

  • チームやプロジェクトのリーダー
  • 経営者
  • 人間関係で悩みがある人
  • 自分を好きになりたい人
  • 才能を伸ばしたい人

■概要

人は才能の発揮を妨げる心の枠組み(フレーム)をたくさん持っている。

すべての人がすごいポテンシャルを秘めている。

行動は潜在意識が制御しているので、潜在意識を味方につけて才能を開花させることが出来れば突出した結果を出せます。
ではどうするか→安心安全の場で潜在意識は発揮できる→安心安全の場を作ることが出来るかが鍵になる

最も潜在力・創造性を発揮できるのは、適度なストレスがあり、リラックス出来ている状態

人が自立していくためには勇気が必要
→勇気をくじかない(ドリームキラーにならない)→まずは自分自身のドリームキラーをやめる

本当にやりたいことを見つける
創造性の高まりに比例して才能スイッチが入る頻度が高まります。
→「本当にやりたい」と思ったことほど、それを達成するためのアイデアの発想もしやすいし、才能のスイッチも入りやすい

実際の創造性は0から1を生み出すことより、「組み合わせ」によることが主となる。

「イノベーションは一人の天才によるもの」というのは勘違い
いかなる突出した天才知性や創造性よりも、集合体としての知性創造性はそれを遥かに上回ります。

スイッチを入れるための土台は、マインド
習慣が変わることにより、ブレーキとなる心の枠組みがどんどん外れ始め、マインドが成長し、人生もやがて大きく転換していきます。

様々な執着や偏見を手放して素直(バカ)になろう
いつもと違うことをして、変化を持たせてみることで、潜在意識に変化を受け入れる習慣を染み込ませます。
さらに視点を変えてみることで、潜在意識は徐々に変化を受け入れ、バカになることを許可してくれます。

余分な思考や悩み事を考える習慣を減らす

失敗する勇気を持つ
「失敗」というもののイメージを変え、失敗してもそれを笑い飛ばせるくらいのバカ度合いを高めよう。
一生懸命やった上で失敗したら、「だから良かった」と言ってみよう。
また、小さなチャレンジを続けよう

知っているだけでは意味がない、実践力を発揮しよう

有効性の高い知識(スキル)✕ 行動(習慣)=実践力

3つの行動スキル

  • 観察力
  • 質問力
  • ハイブリッド力(組み合わせる力)

リーダーシップとは「ここではないどこか」に導く力

「どこか」とはチーム全体が「本当に行きたいところ」です。

「リーダーシップはリーダーだけのものではない」

チームの状況や状態によって最適なリーダーシップは変わる。

「不確実性の時代」と言われる現在は、リーダーが答えを持っていない(持てない)ケースが多い状態です。そのため、イノベーションを生み出すためには、集合天才(collective genius)が必要なのです。
また、革新的なチームは前もって進むべき道を計画するよりもまず行動を起こすのです。

「リーダーの役割とは、新しいアイデアを生み出す意欲があり、また、実際に生み出せる共同体を作ることなのだ」

幸福の3原則(アドラーが提訴)

  • 自己肯定
  • 他者信頼
  • 他者貢献

フォロワーという立場でリーダーシップを発揮することをフォロワーシップと呼び、チームメンバーが共同体感覚を持ち、フォロワーシップを持っているチームでは、集合天才が発揮されやすくなるのです。これが「新しいアイデアが生み出される共同体」です。

新しいリーダーの形として、チームメンバーひとりひとりの天才性をどのくらい引き出せるかがポイントです。そのための大前提としてあるのが、「相手に対してマイナスのレッテルを捨てる」ということです。
逆に言えば相手に勝手につけたレッテルを剥がすことにより、相手の潜在能力は発揮されやすくなるのです。

親の仕事とは「本当にやりたいことは何でもできる」と、こどもに伝え続けること。

メンタルコーチングでは、重要な質問をした後は、クライアントの可能性を信じ(承認し)、心穏やかに、気づきが出てくることを待つことです。

同様に、イノベーションを目指すリーダーには、相手からアイデアが生まれてくるまで忍耐強く待つ力が必要なのです。

リーダーとして、自己開示することが大事

そして最後の力は、共同体を作る力。集合天才性が発揮される「舞台を設定する力」です。

あんしん

■この本から学んだこと

改めて行動する大切さが伝わってきました。

バカになることが大切だということ。そして、そうなるために変化を取り入れる習慣を作ること。そうして、ただ知識として蓄えるのではなく、何か行動に移すことが必要だとあるので、習慣を作りながらも変化を付けることが大切だとわかりました。

そして、つい他人や自分にレッテルを張ってしまうことがあるので、それを剥がし、可能性を信じることを意識しようと思います。
例えば、世界には不可能かと思えるようなことが出来るすごい人達がいるので、そのような人たちのことを知り、人間の可能性の凄さを知ることも気づきを得れるのではないかと思います。

リーダーシップとしては、フォロワーシップの重要性、そして、それを生み出す安心安全の場を作るということがまずは大切だとわかりました。

コーチとしては、可能性を信じることはもとより、忍耐力の必要性を感じました。

 

■目次

プロローグ

1章 才能はどうやって覚醒されるのか?

01 「枠組み」から己を解放せよ
02 潜在意識を味方につける
03 創造性発揮がドライバーになる

2章 スイッチを入れるための勇気

04 スイッチを入れるための土台
05 バカになる勇気
06 空っぽになる勇気
07 失敗する勇気

3章 スイッチを入れるための行動

08 創造性を生む3つの力
09 観察力の覚醒
10 質問力の覚醒
11 ハイブリッド力の覚醒

4章 スイッチを入れるリーダーシップ

12 不確実性の時代に求められること
13 新しいアイデアが生み出される共同体

5章 イノベーションを目指すリーダー力

14 引き出す力
15 ハーモナイズ力
16 舞台を設定する力

エピローグ

感想~本を読んで~

これまでは習慣化がメインでしたが、今回は「才能」というテーマで、いつも以上に潜在能力にフォーカスが向いている内容でした。
これまでの著書と内容は被る部分もありますが、改めて大切な所を考えさせられました。
コーチングをしている私としはとても勉強になりました。

これまでの本よりは一歩踏み込んだ内容になっているように感じ、とくに後半はアドラー心理学の要素が多く書かれており、少し難しい説明もあるように思いました。そのため、あまりコーチングや心理学などに関わっていない方なら、まずは「自分を変える習慣力」から読んだほうが良いのではと思います。

 


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