10000冊プロジェクトで読んだ本です。
10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
まず、この本を選んだきっかけとして、この文章を書いている数ヶ月前に出会った人が、「人相学」というものを学んでいるということを聞き、好奇心旺盛な私としてはとても興味を持っていました。
その後、偶然コンビニで「人を見抜く人相術」という本を見つけ、その人に出会ったことと、10000冊PJに参加していることが後押しして、普段はめったにコンビニで本を買わないのですが、今回は購入してしまいました(笑)
『人を見抜く人相術』
著者: 石丸健一(日本キネシオロジー総合学院院長)
■本について
発行日:2017年4月4日
評価:★★★☆☆ (所要時間:1時間10分)
読破冊数:4冊/100冊
■こんな人におすすめ
- 他人のことをもっと知りたい
- 自分のことをもっと知りたい
- 変わった特技を持ちたい
- 手相や占いが好き
- 他人と上手に付き合いたい
■概要
この本は人相占いではありません。「人相科学(パーソノロジー)」という学問で、脳科学の観点から人の顔を考察し、データから検証して統計を取り、85%以上の精度を実証された”科学”です。
顔の特徴を把握して、自分の性格を知り、相手を理解することで、より豊かな人間関係を築くことが出来るでしょう。
誰一人、同じ顔の人は存在しません。思考、感情、行動の基本的なパターンの組み合わせを理解することで、その人の性格や行動、物事に対する反応の仕方などの大雑把な傾向を見抜くことができます。
この本の内容としては、顔の各パーツの特徴毎に、このような性格の傾向があるという説明がされています。その特徴を見分ける目安としては、自分と比べることです。自分と他人とを比較し、自分はタレ目であるとか、面長であるといった特徴を見つけることが、人相診断の第一歩となります。
この本には様々な特徴が書かれています。更に、恋愛編、仕事編でありがちな状況から人相診断をする例が書かれています。
■この本から学んだこと
顔のパーツごとに様々な性格が書かれており、少しでも覚えることが出来たら、人間関係が良くなりそうだと思います。
また、人相のタイプごとにトリセツや持ち味も書かれており、自分に対してのアドバイスとすることも出来るし、他人に対しての接し方や褒め方も書かれているので、有効に活用しようと思いました。
また、幸福顔・不幸顔というものも載っていました。幸福顔とは、このような顔だから良いとか悪いということではなく、自分の顔の特徴にそって過ごしているのか?ということから自然と現れる顔だということです。つまりは、自分らしく生きているか、ということです。
人相科学では、自分らしさは顔に示されると考えられています。そして、顔に表れる自分の性格、才能、特性を活かして人生を過ごしている人は幸せな人だということです。
つまり、自分の人相から自分の特質を知り、それを活かすように進んで行けば幸福な人生になっていくということです。自分の顔を愛して、自信を持って生きていくことが大切です。そして、それにより「幸福顔」になっていくということです。
隣の芝生は青く見えると言いますが、ないものねだりをするのではなく、まずは自分のありのままの姿を認め、好きになることが幸せに近づくことかなと思います。
■目次
プロローグ 人相科学の基礎知識
Part1 パーツ別人相科学
- 顔全体
- 頭の形
- 額の広さ
- 額の高さ
- 眉と目の間隔
- まぶたの重なり
- 黒目の大きさ
- 目の角度
- 目の間隔
- 鼻柱の形
- 小鼻の広さ
- 唇の厚さ
- 耳の位置
- 小突起の有無
Part2 幸福顔の3つのポイント
Part3 シチュエーション別人相科学《恋愛編》
Part4 シチュエーション別人相科学《仕事編》