10000冊プロジェクト

相手に合わせて作る一番化。そして一番を習慣に!『まずは一番になりなさい』2

まずは一番になりなさい

あなたは今現在、何かで一番だといえますか?

一番を目指していますか?

一番になりたいでしょうか?

一番になるとどんな気持ちがするでしょうか?

 

少しでも「一番になりたい」「一番になれたらいいな」という気持ちがあるなら、一度内容を見てみてください。
あなたにも十分可能性はあります。

 

この記事は【あなたも社内で一番になれることがある!小さな習慣からが大事!『まずは一番になりなさい』1】の続きです。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

 

『小さなことでいいから、まずは一番になりなさい。』

著者:髙田稔

■本について

発行日:2012年9月3日

評価:★★★☆☆ (所要時間:1時間20分)

読破冊数:17冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 仕事で成果を出したい
  • 仕事を楽しみたい
  • 人生を楽しみたい
  • 好きなことで生きていきたい
  • 一番になりたい

 

■概要

CHAPTER1では、小さなことでいいから、とにかく「一番」を目指すという内容で、小さな一番を達成することで、プラスのサイクルがまわりはじめるということをお伝えしました。

そして、CHAPTER2では、小さな一番を達成した後に大きな一番を達成するための、「自分の強み」を発見する方法を紹介しました。

 

そして、CHAPTER3について紹介していきます。

CHAPTER3 相手にマッチングする「一番」をつくりなさい

ここまでで出てきた「小さな一番」は、あくまでも成果を出すための入り口にすぎません。営業マンであれば、売上成績のアップにつなげて、いずれはトップセールスという大きな一番へとつなげていく必要があります。

「小さな一番」をきっかけに「大きな一番」をつかむうえで大切なのは、「自分の強み」と「相手のニーズ」とをマッチングさせること。

つまり、

「自分の強み」✕「相手のニーズ」=成果(大きな一番)

 

自分の強みとは、いわば競合との差別化。マーケティング用語で言えばUSP(Unique Selling Proposition)を確立することです。

ビジネスは、自分自身や商品・サービスを認知してもらうことからはじまります。何はともあれ、存在を知ってもらわなければ、買ってもらうことはできません。

もちろん、「相手のニーズ」を探る活動も重要です。

これを怠って良いわけではありませんが、「自分の強み」を明確にし、それをアピールできれば、「相手のニーズ」を探るプロセスを大幅に短縮できます。

それでは、どのように「自分の強み」をアピールすればいいのでしょうか?

それは、「旗」を立てるということです。

「自分の強みは、これです」と「旗」を立てなければ、どんなにすぐれた能力をもっていても、成果には直結しません。

近年は、インターネットのおかげで旗を立てやすくなっています。ブログやFacebook、ツイッターなどソーシャルメディアが盛んで、これらは個人で「旗」を掲げるうえで強力な武器となります。

これをするうえでポイントがあります。それは、情報を絞るということです。

積極的に絞り込んだ情報を継続的に発信していけば、「あの人は、〇〇に詳しい専門家だ」というイメージが定着し、自分の強みの「旗」を掲げられます。

「〇〇といえば、××さん」というような強みのもとで存在感を出して「旗」を高く掲げれば、認知してもらうことができます。

フラッグ

インターネットの世界には「AISAS」というマーケティング用語があります。

A (Attention:注意)
I (Interest:興味)
S (Search:検索)
A (Action:購買)
S (Share:共有)

現在、ソーシャルメディアがビジネスにおいて重要なツールになっているのは、とくに「Share」(共有)の部分の役割を担っているからです。自分が直接、情報発信をしなくても、情報が多くの人に拡散され、共有されていきます。

たとえ職場のオフィスだとしても、その中は人間関係によって成り立っているので、ソーシャルメディア上よりも広く、密度の濃い評判が独り歩きしていきます。

組み合わせで一番をめざす

自分一人の力だけでは、相手が抱える問題を解決できないケースが多くあります。とくに、まだ経験が浅いビジネスパーソンは、相手のニーズを完全に満たすような強みを発揮するのは難しいでしょう。

そのようなときは、「組み合わせで一番をめざす」という方法が有効です。

すべての仕事で100点をめざそうとしなくてもかまいません。自分が60点の仕事しかできなくても、同じく60点の人と組めば、120点の仕事ができます。複数で仕事をすると相乗効果があるので、120点以上の仕事になるかもしれません。

 

さらに、弱みを引き上げるより、強みをさらに伸ばすことも有効です。

マルチプレイヤーをめざすより、一芸に秀でることが必要です。

今は、個人も「選択と集中」の視点で、仕事に取り組む時代なのです。

 

CHAPTER4 自分の「一番」を活かす習慣を身につけなさい

弱みを逆手にとる

仕事で成果が出ない人、うまく言っていない人は、ついマイナス思考に陥り、「自分はダメだ」と思い込んでしまいます。

しかし、視点をかえれば、弱みだと思いこんでいることを、強みに変えられることがあります。

つまり、「ダメな自分だからこそ、できることがある」ということです。

また、自分が思い込んでいる自分自身と、まわりの人が見ている自分とはまったくイメージが異なるケースがあります。

たとえば、自分は「仕事が遅い」と思っていても、まわりの人からは「仕事が丁寧だ」と思われていたり、自分が「クリエイティブな能力がない」と思っていても、まわりの人からは「実務家で、確実に仕事をこなす」というようなことです。

 

一番の人のマネをする

一番化の近道のひとつは、一番の人をマネすることです。そして、一番の人をマネするときは、「行動」だけでなく、「思考」からマネしてください。

つまり、「何をしているか」ではなく、「どういう考え方で仕事をしているか」に注目するのです。

 

そして、ここからは多くのビジネス書などに書かれていることが、書かれていましたのでざっと紹介していきます。

著者の私は、本やセミナーなどで何度も目にしたり、聞いたりする内容でした。つまり大事なことだということです。

24時間以内に小さな行動を起こしなさい

一番化に失敗しても失うものはないです。つまり、小さな一番をめざすことに、リスクなどひとつも存在しないのです。

つまり、これをやろうと決めたら、24時間以内になんらかの行動を起こすというノルマを自分に課すということです。これを心がけることで、一番化戦略にもスピード感が生まれます。

具体的な目標を設定する

目標は、20%増の目標で、大きすぎず、小さすぎず、具体的な数値目標を設定するということです。

集中する時間をつくる

これはあまり聞かないですが、どういうことかと言うと、「やる気が出ない」「挫折しそう」というときに、「短時間で集中的に一番化の行動をする」こと。つまり、集中する時間をつくるのです。

「一番になる」と宣言する

人生はセルフイメージで決まるということです。つまり、「自分は将来こうなりたい」という姿を強くイメージすればするほど、現実の人生もそのイメージに近づいていきます。

一番化の目標を宣言すると、適度なプレッシャーがかかり、簡単にはやめられなくなります。また、人は頑張っている姿を見ると応援したくなるものです。

 

■この本で学んだこと

まず「一番になる」ということについて、ハードルが高いと思っていましたが、この本を読むと「そんなことでいいんだ!」と思えるようになりました。

そして、小さな一番になることで、プラスのサイクルが回りだし、様々な恩恵を受けることができるということに、この本を読み進める中で納得できました。

そして、その小さな一番から始まって大きな一番を達成するためにどのような過程を踏めばよいのかということが、この本を読むなかで分かります。

自分の好きなことや得意なことの見つけ方。相手のニーズに合わせた一番。そしてどのように習慣としていくのか。ということが学べました。

私が必要だと思えたことは、まずは小さな一番を達成するためにすぐ行動するということですね。

 

■目次

はじめに

CHAPTER1 小さなことでいいから、まずは「一番」をめざしなさい

CHAPTER2 自分の強みで「一番」をめざしなさい

CHAPTER3 相手にマッチングする「一番」をつくりなさい

CHAPTER4 自分の「一番」を活かす習慣を身につけなさい

おわりに

 

大企業の真似はするな!弱者の戦略『小さな会社ネット集客の鉄則』

日本の99%以上が中小企業です。もしあなたが今後起業独立したい、または中小・零細起業の社長さん、マーケティング担当者、個人事業主のみなさんなら、ウェブマーケティングを知らないと損をしているでしょう。

「そんなものうちには必要ない!」とお考えなら、それは改めたほうがいいです。なぜなら自社のホームページがないというだけで信頼性は大きくダウンするからです。

この本は広告に月に30万円以上かけられる企業向きではありません。お金をかけられない中でどのように戦略を考え戦っていくかということが書かれています。

私は、タイトルに興味が湧きこの本を手に取りましたが、まさに今必要としていることが書かれていました。

 

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10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
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『小さな会社ネット集客の鉄則』

著者:高田 晃

■本について

発行日:2016年3月16日

評価:★★★★★ (所要時間:3時間)

読破冊数:21冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • これから起業したいと考えている人
  • 中小企業の経営者
  • 中小企業のweb担当者
  • 中小企業の営業マネージャー
  • 個人事業主

■概要

私が読んで覚えておきたいところを紹介します

顧客を集められる小さな会社のサイト「5つのポイント」

  1. 自社を選ぶべき理由(強み)が伝わること
  2. 見込み客がリードを落とす仕組みがある
  3. 見込み客の課題を解決するコンテンツがある
  4. ウェブサイトへ見込み客が来訪する導線が3つ以上存在する
  5. ウェブサイトを自分で更新・編集することができる

小さな会社のウェブマーケティング「2つの基本コンセプト」

基本コンセプト① 必ず勝てる土俵で戦う

「徹底した差別化」

  • 対象顧客の絞り込み
  • 強みの明確化
基本コンセプト② 顧客を育てるという発想

「長期的視点に立って見込み客を育成しましょう」

メリット

  1. 対象となる見込み客の絶対数が多いため、アプローチしやすくなる
  2. 時間をかけて関係性を築き上げることになるため自社へのロイヤルティを高めやすい
  3. 結果として、競合と比較されにくくなる(価格競争にならない)

今日からはじめるウェブマーケティング「5つのステップ」

  1. 対象顧客を明確にする
  2. 他社ではなく自社が選ばれる理由づくり
    →自社の強みは相対的に決まる→強み発見、3C分析
  3. ネットを取り入れた営業シナリオの設計
    →問い合わせ以外にコンバージョンをつくる
  4. 魅力的な無料プレゼントの作成
    →見込み客の「顕在的な悩み」を解決する情報やノウハウ
    ①価値提供する内容②提供方法
  5. 集客施策の開始
    「お金をかける」か「手間暇をかける」の二者択一

ターゲットを絞り込むのが難しい場合はどうする?

「ターゲットにしたくない顧客像」を明確にすること

端的に言えば「付き合いたくない、嫌いな顧客像」です。

この真逆がターゲットとペルソナ

エレベーターピッチ(エレベータートーク)をあらかじめ用意しておく

具体的な作り方は

①タイトル
②説明文

「タイトル」とは自社の商品・サービスを一言で伝えるメッセージ
→3秒で伝えるキャッチコピー

「説明文」とは自社、または自社の商品・サービスを詳しく売り込むメッセージです。
→30秒で伝えるプロフィール

合わせたものがエレベーターピッチです

会話

魅力的な無料プレゼントをつくる「5つのポイント」

  1. 10人見たら5人以上欲しがるものにする
  2. 「無料だからこの程度で」という考え方を捨てる
  3. 驚きとインパクトを与えられるコンテンツにする
    →期待以上に
  4. 3000円でも余裕で売れる内容にする
  5. タイトルや商品名にこだわる

さらに準備ができたら
無料プレゼント用のランディングページを用意する
→「価値を顧客にちゃんと伝える」

例)
・5万円のセミナーの内容に一部を、今回は特別に無料で公開します
・この内容に取り組むだけで、30万円相当のコスト削減が可能です

YouTube動画投稿で見込み客との接点をつくる

動画撮影

YouTube動画で成果を得るための「4つの秘訣」
  1. 動画の見栄えより「本数」を重視すること
    →理想は100本
  2. 動画のタイトルに検索キーワードを盛り込むこと
  3. 説明欄の3行以内にウェブサイトのURLを記載すること
  4. 検索キーワードをタグ付けすること
動画ネタの決め方

見込み客が顕在的、潜在的に抱えている課題や欲求、ニーズに答えるようなコンテンツが理想
専門的でなくてもオッケー

コツは、客観的に顧客側の立場に立って考えることです。

動画撮影時の注意点
  1. 2~3分くらいの動画にすること
  2. 画質よりも音質に気をつけること
  3. 最初からトップギアで話すこと
    →気持ち早めのテンポで
頓挫しないためのコツ
  1. 「続けること」を目的にする
  2. 1動画1メッセージにする
  3. 動画はまとめ撮りする
  4. 完璧につくろうとしない

フェイスブックページを活用する

2つの目的

「見込み客との関係構築」
「拡散による見込み客との接点づくり」

どんな情報を投稿すべきか?
→オウンドメディアの更新記事のお知らせ

「いいね!」数を増やす方法

  1. 友達に知らせる
  2. 自社が持っている他のネットメディアで、フェイスブックページを紹介する
  3. フェイスブック広告を出稿する

メールマーケティングで顧客をフォローする

メルマガの役割

目的

  1. 見込み客(または顧客)との「接点の維持」
  2. 顧客フォロー活動の自動化

まずはステップメールの活用から着手する

週1本で1ヶ月~3ヶ月にわたって配信
→内容は見込み客にとって役立つであろう情報が望ましい

読んでもらえるメルマガを書くための定石テクニック
  1. 魅力のあるタイトルにする
    →タイトルが命、メルマガっぽさは排除する
  2. 名前を差し込む
  3. スマホで読まれることも考慮する
    →短めに改行、タイトルは15字以内

集客施策は「ネット」と「リアル」を複合すると効果的

リアル施策①ハガキ(手紙)
リアル施策②DM(ダイレクトメール)
リアル施策③ニュースレター
リアル施策④セミナー・勉強会
→5~15人の少人数制で

■感想・この本から学んだこと

この本からは、小さな会社や個人事業主がIT時代を越えた今、いかにして成長し成功していくのかということが、すべて書かれている本だと思います。

ただし、ブログ、SEO対策、メルマガ、YouTubeなどひとつひとつ丁寧に解説しているわけではありません。もし細かくノウハウなども書かれているとしたら、ものすごい厚さの本になるでしょう。しかし、この本はどうしてそれらを使うことが効果的なのか、ということが分かり、必要性を感じられるでしょう。

この本から学んだ、私が思う一番大切なことは、小さな会社はホームページを作り、他と差別化して独自性を持ち、それを効果的に見られる仕組みを作ることが大事だということです。

私としては、とても分かりやすく様々なところで活用したいと思える一冊でした。

 

■目次

はじめに

Part 0 ウェブ予算月30万円未満の企業は「自走」する覚悟を

  1. ウェブマーケティングに失敗する中小・零細企業の典型パターン
  2. 小さな会社が成果を出すために理解すべき「2つのこと」
  3. ウェブ予算月30万円未満の小さな会社が目指すべき姿

Part 1 小さな会社ならではのウェブマーケティング戦略

  1. 重要ポイント① ウェブ担当者にするべきは営業マネージャー
  2. 重要ポイント② デザイン重視のサイトに成果は期待できない
  3. 重要ポイント③ 業者に「丸投げ」が許されるのは大企業のみ
  4. 重要ポイント④ 小さな会社に「緻密な分析」はいらない
  5. 小さな会社のウェブマーケティング「2つの基本コンセプト」
    Column 1 小さな会社の経営者が取るべき「ランチェスター戦略」

Part 2 今日からはじめるウェブマーケティング「5つのステップ」

  1. ステップ① 対象顧客を明確にする
  2. ステップ② 他社ではなく自社が選ばれる理由づくり
  3. ステップ③ ネットを取り入れた営業シナリオの設計
  4. ステップ④ 魅力的な無料プレゼントの作成
  5. ステップ⑤ 集客施策の開始
    Column 2 マーケティング戦略の策定に役立つ書籍

Part 3 小さな会社が必ずやるべき5つのネット集客施策

  1. 顧客獲得型のウェブサイトを構築する
  2. YouTube動画投稿で見込み客との接点をつくる
  3. 「接点」と「関係」をつくるオウンドメディア運営
  4. フェイスブックページを活用する
  5. メールマーケティングで顧客をフォローする
    Column 3 ウェブマーケティングに役立つ無料ツール

Part 4 集客をさらに加速するための具体策

  1. 小さな会社が最低限知っておくべきネット広告の種類と特徴
  2. ネット広告の最適予算の考え方と評価方法
  3. 集客施策は「ネット」と「リアル」を複合すると効果的
    Column 4 ウェブマーケティング関連の推薦図書

Part 5 小さな会社の効果的な運営体制のつくり方

  1. 小さな会社におけるウェブ担当者の役割
  2. あらかじめ知っておきたいネット専門業者の種類と特徴
  3. 自社に適したネット専門業者の種類と特徴
  4. 誰も教えてくれないネット専門業者との上手な付き合い方
  5. ウェブマーケティングに最低限必要な費用項目

おわりに

巻末付録1 御社の新規顧客をつかむ力をサクッと診断!
      小さな会社の「顧客獲得力」チェックリスト

巻末付録2 ウェブマーケティング戦略策定ワークシート

 

名言から読み解く!賢人たちが成し遂げてきた運命を変える質問とは

賢人たちの運命を変える質問

突然ですが、あなたはどのくらい質問をしていますか?

と尋ねられるといかがでしょうか?質問というものは他人にするものだけでなく、自らにもしています。

例えば、朝起きて、「今日はどんな服を着ていこう」と思ったとしたらそれも自分自身に対する質問です。

人生は選択の連続です。その選択をする時にどんな質問をするのかということにあまり焦点を当てられていません。

質問とはとても大切なものだと思います。

それでは、偉業を成し遂げてきた賢人たちはどんな質問をしてきたのか?

この本には、賢人たちの「名言」や「答え」に隠された質問を、質問家のマツダミヒロさんが想像し、書かれています

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

『賢人たちからの運命を変える質問』

著者:マツダミヒロ

■本について

発行日:2014年12月15日

評価:★★★★★ (所要時間:2時間)

読破冊数:23冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 賢人たちが好き
  • 成し遂げたい事がある
  • もっと成長したい
  • 自分のことをもっと見つめたい
  • 運命を変えていきたい

■概要

まえがきより

この本には賢人たちの100の名言から、作者である質問家のマツダミヒロさんによって質問という形で紹介されています。

名言とは、他人の人生を大きく変えてしまう力を持った魔法の言葉です。そして、質問にも運命を変えるほどの力があります。

質問と答えは対であり、名言というものは答えに当たります。

例として、ソクラテスは「生きるために食べるべきで、食べるために生きてはならぬ」という名言を残していますが、それは「食べるためではなく、生きるためには何をしようか?」という質問があったから生まれた言葉です。

この本には、そんな100個の名言をもとに質問がつくられています。

名言を生んだ質問は、考え方や行動を変化させます

もしあなたが、何かを成し遂げたい、人生を変えていきたいというのなら、この質問に答えていくことで、考え方や行動のヒントが見つかり、人生が劇的に変わっていくことでしょう。

 

あなたの運命を変える質問や、今必要な質問がきっとこの1冊の中にあるでしょう。

運命の扉

■この本から学んだこと

この本には100の質問が書かれているので、それを自分に対する質問と捉えることで、自分を見つめ直したり、迷いが晴れたり、悩みが解決したり、新たな行動を起こしたりするきっかけになると感じました。

しかし、ただ「読む」ことだけでは「いいことが書いてあったな~」で終わってしまうでしょう。

人は質問されると答えを探してしまうので、100の質問を自分に対しての質問だと意識することが大事だと思います。

そしてこれはこの本に限ったものではないと思います。どんないい本だとしても、それを自分事として捉えるかどうかということは大切なことです。

本に限らず話を聞くにしても、他人事として思っていると、行動を起こそうという意欲が湧かず、何も変わらないだけでなく、むしろ時間を無駄にしているだけではないでしょうか。

つまり、当事者意識が必要です。

かくいう私が、当事者意識を持ってこの本を読んでいたかというと、すべてにおいてそうではありません。しかし、改めて「自分事として質問を自らにしてみよう」と思える内容でした。(またそれは別記事で紹介します)

「革新的な会社の質問力」という本の記事にも書きましたが、しつもんを身につければなんでも手に入るといわれるように、効果的な質問をすることが、あなたが欲しいものを手に入れる近道だと言えます!
そして、この本を読むことでその効果的な質問がきっと見つかるのではないでしょうか。

 

どんな賢人たちの名言から作られた質問なのか気になる方は、下記した目次をご覧ください。

■目次

まえがき

第1章 生き方

Q01 ジャン=ポール・サルトル

Q02 スティーブ・ジョブズ

Q03 吉田松陰

Q04 ソクラテス

Q05 オードリー・ヘプバーン

Q06 ロバート・アンソニー

Q07 アルベルト・アインシュタイン

Q08 サン=テグジュペリ

Q09 ウィンストン・チャーチル

Q10 パブロ・ピカソ

Q11 チャールズ・チャップリン

第2章 成功

Q12 ピーター・F・ドラッカー

Q13 ジョセフ・マーフィー

Q14 ウォルト・ディズニー

Q15 トーマス・エジソン

Q16 ジェームズ・アレン

Q17 老子

Q18 スタンリー・ボールドウィン

Q19 セルゲイ・ブリン

Q20 ピーター・F・ドラッカー

Q21 ベンジャミン・フランクリン

Q22 ナポレオン・ボナパルト

Q23 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

第3章 仕事

Q24 ハロルド・ジェニーン

Q25 アール・ナイチンゲール

Q26 ビル・ゲイツ

Q27 ジョン・レノン

Q28 アイザック・ニュートン

Q29 レオナルド・ダ・ヴィンチ

Q30 コンラッド・ヒルトン

Q31 マルセル・プルースト

Q32 ギルバート・ケイス・チェスタートン

Q33 ミケランジェロ・ブオナロティ

Q34 岡本太郎

Q35 デニス・ウェイトリー

Q36 トム・ピーターズ

Q37 松下幸之助

第4章 愛

Q38 マザー・テレサ

Q39 ダライ・ラマ法王14世

Q40 ガンジー

Q41 ジョイス・ブラザーズ

Q42 ウォレス・D・ワトルズ

Q43 J・ウィラード・マリオット

第5章 情熱

Q44 パブロ・ピカソ

Q45 空海

Q46 スティーブン・スピルバーグ

Q47 アーネスト・ヘミングウェイ

Q48 ジョン・D・ロックフェラー

Q49 マーガレット・サッチャー

Q50 マルク・シャガール

第6章 幸福

Q51 空海

Q52 フローレンス・ナイチンゲール

Q53 プラトン

Q54 モーリス・メーテルリンク

Q55 ヘンリー・フォード

Q56 ウィリアム・シェイクスピア

Q57 フリードリヒ・ニーチェ

Q58 アリストテレス

Q59 アンネ・フランク

Q60 アルベルト・シュバイツァー

Q61 マクスウェル・マルツ

第7章 夢

Q62 カール・グスタフ・ユング

Q63 アルフレッド・アドラー

Q64 本田宗一郎

Q65 ジークムント・フロイト

Q66 ジョン・F・ケネディ

Q67 H・ジャクソン・ブラウン・ジュニア

Q68 マーク・ハード

Q69 パウロ・コエーリョ

Q70 マーティン・ルーサー

Q71 アーノルド・パーマー

第8章 信念

Q72 フィル・ナイト

Q73 ウォーレン・バフェット

Q74 ショーン・スティーブンソン

Q75 夏目漱石

Q76 マクシム・ゴーリキー

Q77 カーネル・サンダース

Q78 坂本龍馬

Q79 フィンセント・ファン・ゴッホ

Q80 ヘレン・ケラー

第9章 決断

Q81 アンドリュー・カーネギー

Q82 本田宗一郎

Q83 マイケル・デル

Q84 ジョージ・ルーカス

Q85 釈迦

Q86 エイブラハム・リンカーン

Q87 ゲーテ

Q88 ココ・シャネル

Q89 フランシス・ベーコン

Q90 マーク・トウェイン

第10章 行動

Q91 オグ・マンディーノ

Q92 バールーフ・デ・スピノザ

Q93 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

Q94 アリストテレス・オナシス

Q95 孔子

Q96 ナポレオン・ヒル

Q97 レイ・クロック

Q98 ジョージ・ムーア

Q99 福沢諭吉

Q100 ウィリアム・ジェームズ

【「質問」のもとになった賢人たちの名言一覧】

 

あなたも社内で一番になれることがある!小さな習慣からが大事!『まずは一番になりなさい』1

まずは一番になりなさい

あなたは仕事を楽しめていますか?

「頑張っているのに成果が出ない」

「仕事にやりがいが感じない」

「自分の仕事ぶりに自信が持てない」

あなたはこんな状況に陥っていませんか?

もしそうだとしたらそれを抜け出すコツがあるということです。

それは、どんなことでもいいから一番になるということです。

 

なんだそれ。そんなの無理。と思う方はぜひこの続きを読んでみてください。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

小さなことでいいから、まずは一番になりなさい。

著者:髙田稔

■本について

発行日:2012年9月3日

評価:★★★☆☆ (所要時間:1時間20分)

読破冊数:17冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 仕事で成果を出したい
  • 仕事を楽しみたい
  • 人生を楽しみたい
  • 好きなことで生きていきたい

■概要

なぜ一番化戦略戦略が必要なのか、一番化戦略の利点ってどんなことかを紹介していきます。

一番化戦略の利点

小さな一番を達成すると、成功や自信を持つことにつながり、プラスのサイクルがまわり始めます。

どんなサイクルかというと

①小さな一番を達成する

②認知・評価される

③自信になる

④成果が出る

⑤仕事が楽しくなる

⑥大きな一番を達成する

このように、些細なことでも「一番」になるとさまざまな変化が生まれます。

一番になると周りから評価され、自信が芽生えます。自身があることをすると、成果が出やすくなります。

小さな成功体験を積み重ねることで、仕事にさらに興味を持ち、楽しくなっていきます。

このサイクルを繰り返していくと、さらに大きな成功へと近づいていきます。

 

「一番化」によって仕事が楽しめるようになれば、あとはドミノ倒しのように成功の連鎖が続いていきます。

  1. 楽しんで仕事をする
  2. その仕事に興味を持つ
  3. 勉強する
  4. 勉強したことを実行に移す
  5. 行動を継続する
  6. 経験が増す
  7. さらに望ましい結果が出る

光をめざして

どんな一番がいいのか?

小さな一番とはどんなものなのか例を挙げていきますと、

この本に書かれていたのは、

「社内で一番飛び込み営業をする」
量を重ねると質に転換する

「社内で一番最初に電話をとる」
→周りの評価が高まる

「社内で一番アポ取りの電話をかける」
→飛び込み営業の応用、量で勝負する強み

「社内で一番に書類を提出する」
→100点の書類より、80点の書類を前倒しで提出するほうが評価が高まる

「社内で一番に出社する」
→出来る人の多くは朝方人間である

「お礼状を速達で出す」
→一生付き合える人脈を築けるかもしれません

カラオケを一番で歌う」
→やりたくない仕事に一番に手を挙げる

「一番早く『いいね!』を押す」
→周りの評価が高まる

「一番多くの人とあいさつする」
→信頼関係を育む

 

そして、一番化が成功していくと2つの評価が現れます。プラスの評価とマイナスの評価です。

マイナスの評価をもらうと落ち込んでしまうかもしれませんが、敵があらわれたら「やった!」と思うことぐらいがちょうどいいです。

ある意味では、敵が存在するのは、あなたの存在が明確になって、周りに認識された証拠で、一番化戦略が成功していると言えます。

ただし、あまりにマイナスの評価が多いと、あなたの一番化戦略が会社に悪影響を与えている可能性があります。

イヤイヤやっているような姿を見せると、マイナスの評価を与えます。

楽しく前向きにやっている姿を見せなければなりません。

表彰台人形

小さな一番を達成したら?

小さな一番を達成したら、より大きな一番を目指していきます。

そこで重視しなければならない点は、「一番化の対象となることが、自分の好きなこと、得意なことである」ということです。

なぜならば、大きな一番化を達成するためには「継続」が必要不可欠。つまり習慣化です。

このときの原動力となるのが「好きなこと」「得意なこと」です。

自分を変えるための4つのプロセス

これまでの自分を変える、何か新しいことをはじめるというときは、次のようなプロセスを踏まなければなりません。

①知る

②できる

③継続する

④習慣化(無意識にできる)

初めて自転車に乗るときは、最初は何度も転ぶでしょうが、練習を繰り返すことによって、結果的には一生、無意識で乗りこなせるようになります。

しかし、9割以上の人が「知る」だけで満足してしまうのです。

一番化戦略は「知る」と「できる」の間に立ちふさがる壁を低くすることが出来るのです。

そして、「できる」と「継続する」の間の壁を低くすることが、自分の「好きなこと」や「得意なこと」で一番化を目指すということです。

 

「好きなこと」「得意なこと」の見つけ方

【好きなこと】を棚卸しするには、一人ブレインストーミング(ブレスト)がおすすめです。

どのようにするかというと、長時間続けても疲れないようなワクワクすることを思いつく限り書き出してみるということです。

ポイントは実際に紙に書いてみること。自分の頭の中を「見える化」することで、自分が何を考えているのか、何が好きなのかを認識しやすくなります。さらに、「こんなの書いていいのかな」というように考える必要はありません。些細な事でも思いつく限り挙げてみてください。

好きなことを見つけるヒントとなる質問は、

  • 仕事中にワクワクすることは何か?
  • 時間を忘れて夢中になる行動は何か?
  • これまで長期間続けてきた行動は何か?
  • 過去の人生の中で、感激、興奮したことは何か?
  • どんな成果が出たとき嬉しいと感じるか?
  • 子どもの頃からやり続けていることはあるか?
  • 今の仕事に就く前にやりたかった仕事は何か?
  • 長年続いている趣味は何か?
  • 最近、興味のあることは何か?

このようにして、自分の好きなことを書き出していくと、自分の大切にしている価値観が見えてきます。

その価値観の中にこそ、一番化の行動のヒントが潜んでいる可能性があります

得意なこと】は自分では見えにくいものです。それを見つけやすくする方法がジョハリの窓です。

「得意なこと」は必ず客観的な評価を伴います。自分だけで思っていても、相手や周りの人が「よくできている」と評価していなければ、それは自己満足です。

「得意なこと」は自分では見えにくい性質をもっています。自分では気付いていないけれど、周りの人は気づいている「得意なこと」も数多く存在します

ジョハリの窓で自分では気づいていないが周りは知っているという自己を「盲点の自己」と言います。ここに、自分では気づいていない得意なこと(強み)が眠っているケースが多いのです。

  自分
まわりの人   知っている 知らない
知っている

①公開された自己

(自分も他人も知っている)

③盲点の自己

(自分は気づいていないが、
他人は知っている)

知らない

②隠された自己

(自分は気づいているが、
他人は知らない)

④未知の自己

(自分も他人も気づいて
いない)

それでは、盲点の自己を見つけるためにはどうすればいいかというと、最も手っ取り早い方法は、まわりの人に聞いてしまうことです。自分が気づいていない「得意なこと」は、まわりの人が知っています。

ただし、聞く相手は、すでに人間関係が出来上がり、自分のことをよく知っている人が適任でしょう。

また、逆に、自分が得意だと思っている行動が、実は、周りから評価されていないというケースもあります。このような勘違いを防ぐためにも、まわりの意見を大事にすることが大事です。

一番化マップで「好き」「得意」を整理する

好きなことや得意なことがたくさん見つかると、それらを整理する必要があります。そのためのツールが「一番化マップ」です。

~一番化マップで「好き」「得意」を整理する~

  苦手 得意
好き
好きだから
継続がしやすい

最も一番化しやすい
嫌い
一番化は
あきらめたほうがよい

得意だから
成果が出やすい

 

ここで、一番化の優先順位は
①→③→②→④

です。

また、仕事に関して一番化を目指したいのであれば、マップに落とし込む際に、今の自分の仕事に関連した行動を中心に書いていくのが現実的で、一番化する行動が見つかりやすくなります。「趣味」や「遊び」に関する項目ばかりだと、仕事での一番化は難しいでしょう。

マップに落とし込むことができたら、次は一番化する行動を決めます。

「好きなこと」と「得意なこと」を組み合わせる

理想は好きなことと得意なことが同じことだということです。

一番化マップでいう、好きで得意なことが見つからないという人もいるでしょう。そのときは、③好きなこと→②得意なこと、という順番で一番化する行動を決めます。

継続出来ない行動では意味がない

最終的に一番化する行動を決めるうえで、注意しなくてならないのは、「継続が無理な行動では意味がない」ということです。あくまでも、ポイントは「実現可能な一番」を目指すこと。そして、その行動を継続することです。

「好きなこと」「得意なこと」で小さな一番を目指せば、成果が出て脳が「喜び」を感じる可能性が高くなります。脳科学の面からいっても、一番化戦略は理にかなっている方法論なのです。

最終的に一番化の行動を決定する際は、「継続できるか」という観点から、次の5つのポイントを確認する必要があります。

  1. その行動は、本当に実行できるか
  2. その行動は、評価や成果に結びつくか
  3. その行動は、ワクワクした気持ちになるか
  4. その行動は、昔から思い入れがあることか
  5. その行動は、自分が求める将来像につながっているか

これらの条件を複数クリアできれば、「一番」を達成しやすい行動だといえます。

 

別のフィールドでも一番をめざす

現時点の仕事に「好きなこと」「得意なこと」を見いだせない人は少なくないと思います。このような人は、現在の仕事の一番化マップとは、別のフィールドの一番化マップを用意するのも解決策のひとつです。

別のフィールドとは、趣味や副業、あるいは転職かもしれません。その種類は様々です。

ただ、別のフィールドでも「好きなこと」「得意なこと」に焦点を当て、まずは小さな一番をめざすこと。このルールを徹底しないと、単なる現実逃避になってしまう可能性があります。

空と星

長くなりましたので、この続き(CHAPTER3~CHAPTER4)は【相手に合わせて作る一番化。そして一番を習慣に!『まずは一番になりなさい』2】で紹介します。

■ここまでで学んだこと

一番化戦略というものの重要性が分かりました。

何かで一番になるということは、漠然ととてもハードルが高いものというジャッジをしていましたが、まずは小さなことで構わないということ。さらに、その例として社内で一番に電話を取る、一番多くの人とあいさつする、といった私にとってもできそうな内容だったので、これを読んでハードルが下がりました。

とはいえ、いつまでも小さなことだけで一番化をしているわけでもなく、規模を大きくして一番化することも必要になってくるということは納得しました。

小さなことは、少しくらい苦手なことだとしても一番化できます。しかし、大きな行動が必要なことは「好きなこと」や「得意なこと」でないと一番化することが難しいということ。

では、それを見つけるために、ジョハリの窓を用いたり、一番化マップを使うことは具体的に使えるので、自分の一番化するものを決めるときだけにかかわらず、誰かのためにすることも可能だと思えたので、使用してみようと思います。

 

この一番化に関しても「継続できるか」ということがとても大事だということですが、やりたくないことを継続するのは誰にとっても難しいことでしょうが、好きなことなら誰でもできることだと思うので、いかに自分の好きなことや得意なことを見つけ、それを一番化することが効果的で大切なんだなと思いました。

ただ、単純に継続が大事ということではないですね。

■目次

はじめに

CHAPTER1 小さなことでいいから、まずは「一番」をめざしなさい

CHAPTER2 自分の強みで「一番」をめざしなさい

CHAPTER3 相手にマッチングする「一番」をつくりなさい

CHAPTER4 自分の「一番」を活かす習慣を身につけなさい

おわりに

 

働くあなたに読んでもらいたい『ちょっと今から仕事やめてくる』

ちょっと今から仕事やめてくる

あなたの職場はどんな環境ですか?

仕事は楽しいですか?辛いですか?

この本を読むと、自分の働き方を見直すことになるかもしれません。

映画化もされた小説です。もしかしたら、今も日本の何処かで起こっているような日常のお話ですが、最後は心が温かくなります。

 

この本の題名を紹介されたとき、小説だと思いませんでした。さらに、小説だと知った後、仕事をやめた後から始まるストーリーだと思っていました。
しかし、そうではありませんでした。実は仕事をやめる前までが内容の大部分です。

詳しいストーリーはネタバレになるため書きませんが、何かの縁でここにたどり着いたあなたには必要なお話かもしれませんね。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

『ちょっと今から仕事やめてくる』

著者:北川恵海

■本について

発行日:2015年2月25日

評価:★★★★☆ (所要時間:1時間30分)

読破冊数:16冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 働くすべての方
  • 生きる意味を見失っている方
  • スッキリした気持ちを味わいたい方
  • ほっこりしたい方
  • 繰り返しの日常に疲れている方

■概要(あらすじ)

カバー裏の紹介文です。

 ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?
 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった---。
 スカッとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作。

■この本からの学び・感想

私は最初はなかなか感情移入や隆の行動を理解できなかったが、ブラック企業で社畜として働く隆の心境や、彼の人間関係、また、学生時代の描写もされており、ページをすすめる毎に感情移入できました。

また、彼を助ける「ヤマモト」の人としての素晴らしさを感じるが、実は何者なのか?と思わせる流れ、その気持がストーリーが進むにつれどんどん大きくなってきます。

そして、ヤマモトの正体について明らかになった頃には、感動で思わず涙がこぼれるようなストーリーでした。

最後は、ほっこりとした気持ちになれる終わり方でした。

 

学びとしては、本当に私はやりたいことをやっているだろうか?ということを考えさせられました。

また、人は様々なしがらみの中で生きているが、それを解放し、自分の思う道を生きていくことの素晴らしさを伝えてくれたと思います。しかし、不安や恐怖、周りからの反対意見や批判などもあるということも伝えてられました。

さらに、人を助けるという立場でも様々な葛藤や不安があるのだということを気付かされました。

 

この「ヤマモト」のしたようなことを私もしたいと思いました。

成功者は持っている『人の心を操作する力と夢を叶える力が、1冊でビシっと身につく本』

心を操作する力

成功者たちが必ず持っている2つの力、「人の心を操作する力」と「夢を叶える力」が1冊で身につくと言われると、手軽にできそうなイメージを持て、どんな中身なのか気になります。

「人の心を操作する力」と書かれているのを見たとき、悪いことのように感じましたが身につけたいと思う能力でした。

そして、「夢を叶える力」。これは純粋に知りたいと思いました。

そんな思いでこの本を手に取ってみましたが、実際にはどんなことが書かれていたのでしょうか?

紹介してみたいと思います。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

『人の心を操作する力と夢を叶える力が、1冊でビシっと身につく本』

著者:知的習慣探求舎

■本について

発行日:2013年5月21日

評価:★★☆☆☆ (所要時間:1時間50分)

読破冊数:15冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 人の心を自由自在にコントロールしたい人
  • 人間関係で主導権を取りたい人
  • 好意や信頼を得たい人
  • 交渉などの心理戦で勝ちたい人
  • 夢を実現する近道を知りたい人
  • 仕事の生産性を高めたい人

■概要

第1部 『人の心を操作する力』編

人の心を操作する力を手に入れるとどんな力を手に入れることができるのでしょうか?

ビジネスでもプライベートでも私たちは様々な人と付き合っている。

これらの人たちとの関係を今よりはるかにハッピーで良い関係になり、さらに楽でメリットの多い関係に変えることができるのが「人の心を操作する力」である。

対人関係は一筋縄でいかないことが多い。しかしこれを突破し、相手を思う方法に誘導し、自分を優位な立場にもっていいけるようになると、人生全体にとって強力な武器になるでしょう。

つまり、人との関係を制覇する人こそ人生の勝者になれるということです。

それでは、具体的にどのような技術があるのかを紹介していきます。

◆「なにかをしてもらう」とその人との距離を縮められる

人との距離を縮めるには「なにかをしてあげる」ことが一番だと思いがちだ。しかし、それよりはるかに有効なのがその人に「なにかをしてもらう」ことなのだ。

相手になにかをしてもらうことで、相手を自分より上位に置いて「相手を気持ちよくさせる」ことが心理操作の鉄則である

助けを求められると、求められた相手にとっては「助けること」自体は、いわばムダな、損になる行動だ。これは「認知的不協和」という不快な心の状態を生む。そこで、「自分が助けるのはあなたが好きだからだ」と、自分の損になる行動を正当化して、矛盾の解消をしようとする作用がそこに働く。

注意点として、相手にあまりに負担になることは避けるべきだ。

◆「ノー」と言わせないための選択肢を与える質問

例えば「お食事に行きませんか?」と「イタリアンとフレンチのいい店を知っているけど、行くならどちらがいいですか?」という質問をされたらどうだろう。前者だと「ノー」と言われるかもしれないが、後者では「どちらがいいか?」を聞いているのであって「ノー」という答えは選択肢の中にない。

相手の心を操作する質問のポイントは、相手の答えをあらかじめこちらの意図するものに限定することだ。つまり、「イエス」を前提とした問いかけをすることだ。

また、例えばビジネスで難しい案件を相手に頼むような場合にも、「この仕事やってくれないか?」と頼むより、「君ならこの仕事をどのくらいで出来るかな?」といった「いつまでにやるか」という相手の主体性の問題にすり替えることで、本人も答えやすくなる。

yesとno

◆初対面で主導権をとるには「」で相手をじらす

第一印象というのは大切である。第一印象が良かったためにその後自然に信頼関係が生まれたり、逆に悪かったためにお互いによい関係を構築できなかったりすることも多いのだ。

主導権のとり方は「間の詰め方」にあらわれる。その場をコントロールしようとする欲求が強い人は、名刺を差し出す、握手を求める、自己紹介を先に始めるなど、少しでも早く相手との距離を縮めようとするものだ。

このようなタイプの人を相手にした時に有効なのが、「求めるほうが下」になるという原則である。

相手のテンポに乗らないで間をつくり、相手をじらせて、その人間が「求める方に立っている」ことをはっきりさせてしまうのだ。初対面の心理戦はこうして制することができる。

◆ほめられ慣れていない人には「ほめのだめ押し」が効く

いつもほめられている人には、聞き慣れたほめ言葉ではなく、ふだん気づきにくい具体的&客観的なポイントをほめることが大切だ

ほめられることに慣れていない人をほめるときには、「ほめのだめ押し」テクニックが有効だ。慣れていない人は、人からほめられると、「私なんか、とんでもない」などと必ず否定する。その時に、あなたはその否定をさらに否定すべきなのだ

ほめのだめ押しでは、できるなら最初とは違ったポイントをほめるのがベスト。その人のほめるべきポイントを頭の引き出しにたくさんストックして、いつでも使える状態にしておくことが大切だ。

◆「顔から行くか、足から行くか」、相手の心のドアを開ける2つの方法

いかにして相手の心のドアを開けさせるかが交渉の第一歩である。

頼み事をする場合などでも、最初のアプローチが重要になる。そんな時に覚えておきたいのが、「フット・イン・ザ・ドア」と「ドア・イン・ザ・フェイス」という2つのテクニックだ。

フット・イン・ザ・ドア」は、とにかく足の先でも入れてもらうという感じでドアを少し開かせたあとで、少しずつレベルを上げて、完全にドアを開いてもらう説得術である。

具体的には、最初は小さなお願いをしてみて、それが受け入れられたら、もう少し要請のレベルを上げ、それがまた受け入れられたらさらにハードルを上げるのである。相手が受け入れやすいことから始めると、次の頼みも断りにくくなるものなのだ。

ドア・イン・ザ・フェイス」は、いきなり「顔をぬっと突き出す」ようにドアを開かせて、最初から大胆な要請を切り出す説得術である。最初にわざと大きめの提案をして相手が断ったり考えたら、譲歩して小さな提案をして決定させる。

これは人が他人の申し出を断ると罪悪感を感じる心理を利用するものだ。

◆はじめての相手との交渉には「メール根回し」が効果大

大事な交渉をその場の一発勝負で乗り切ろうとするのは無謀である。「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」とは中国の兵法家、孫氏の言葉だが、まず、相手をよく知り、自分の技量をよく知ってから、交渉に臨むことが大事である。肝心なことは事前の準備、根回しである。

まったく相手のことを知らない状態は相互に緊張感を生むものだ。見ず知らずの人間ではないという「既知感」を与えることでコミュニケーションも成り立ちやすくなる。

会話する男女

第2部 『夢を叶える力』編

夢は叶えなければいつまでたっても夢のままである。

第2部では、夢を近くに引き寄せ、実現を容易にするさまざまなテクニックを解説する。

夢の実現には、古今東西の成功者たちが実践してきたメソッドがある。未来をイメージして具体的な計画をつくる方法や、効率的な勉強法、努力しなくても夢を引き寄せる習慣や「仕組み」、そして毎日のあなたの「生産性」を上げてパワーアップするやり方も紹介する。(この記事ではその一部を紹介します。)

人生のレースでは自分をポジティブに導ける人が成功をつかむ。そうした心のつくり方もマスターして、夢の実現に近づくことを目的とする。

◆「勉強は楽しい」と脳に刷り込む3つの勉強テクニック

「一生懸命に勉強することが、自分の目標を達成するために絶対必要だ」と決意して、張り切ってスタートしても、すぐに気力が萎えて諦めてしまう人が多い。その理由として、そんな人は勉強を「嫌なこと」「辛いこと」だと思っているからだ。人間は嫌なことや辛いことを続けられないし、身につかないものなのだ。

つまり、勉強を「楽しいこと」だと脳に思い込ませば、挫折することなく長続きできる。そのポイントは

  1. 興味をもったことから始める
  2. その興味を次の興味につなげる
  3. 何時間やったからいいと長さを評価にしない

という3点だ。

自分が疑問をもったことに自分で解決を与えることは、知識欲を満足させる楽しい行為であり、好奇心が原点になった知識は脳も忘れにくい。

◆自分を「見える化」し、目標実現できる人になる

夢を「見える化」することが具体的にイメージすることだとしたら、これはあなたの現状把握や日々の行動指針づくりにも役に立つ。

自分で自分を客観的に分析することは難しい。自分のいいところだけを認めて、悪いところには目をつぶりがちなのが人間である。そこで、「自分がどんな人間か」を、自分の得意分野や不得意な分野、趣味、好き嫌いにいたるまで、「私は〇〇だ」というように30項目以上列挙してみる。そうすると、自分像が浮かび上がってくるだろう。

そして、自分で評価できる点、評価できない点、直したい点など〇や◎、×などで自己評価していく。自分自身を「見える化」して、長所を伸ばし、短所を克服する意識を脳に植え付けることで、夢実現のための「自分改善」ができるのである。

◆手帳で夢を「数値化」すると自分の進化がはっきり見える

自分の夢を叶えるための身近で大きな効力を発揮するツール、それが手帳である。デジタルツールが普及しているが、アナログな行為、すなわち「書くこと」や「チェックを入れて確認すること」は、脳にとってより強い意識化になり、目標達成のための大きな原動力になる。

夢を「数値化」し、そこから逆算して実行目標にすることや、「何時に寝て何時に起きた」や「居酒屋で盛り上がり夜11時まで飲んだ」などの普段の生活を記録することで、「費やした時間」や「必要な時間」がわかってくる。

人はふだん、「夢のため」「目標のため」以外のルーチンワークに多くの時間を使っている。ルーチンワークの内容を時間軸で「見える化」して、自分の進化につながっているかどうかを検討できることも数値化のメリットである。

手帳の活用法の中で大事なポイントは、実行したこと、確認したことは赤色の鉛筆やマーカーで消していくことだ。しっかりと太い線で消すと達成感を感じて、どんどん前向きな意識が身についていく。

◆常識を打ち破るブレイクスルーは、「複眼思考」から生まれる

夢を実現させた人たちの特徴のひとつに、物事を一面だけでは捉えることをしない「複眼思考」の持ち主が多いことがある。「複眼思考」は、従来とはまったく別の方法やシステムを考えたり、常識を疑って問題解決には他の解法があるのではないかと考える方法である。人はふだん経験や常識の中でものごとを捉えている。そこからは現状を打ち破るブレイクスルーは生まれない

例えば、「和菓子は日本の季節や伝統行事に合わせたものしか売れない」という常識から飛び出して「クリスマスやバレンタインデー用の和菓子」を開発してヒットさせた和菓子メーカーがあるように、複眼思考は夢実現にとって有効なアプローチになる。

勉強にも同じことが言える。現在の勉強テーマと別のテーマを同時進行させる。こうすると自分でも予想外のアイデアや発想が生まれやすくなる。

◆「日本一の大金持ち」が実践する夢を叶える「千回の法則

自分がこうありたい状態をいつも思い描くことは、自分の夢を実現するために必要だが、それを言葉にしてつぶやき続けると、さらに自分の夢が叶うようになる。

これは累積納税額日本一を誇る実業家、斎藤一人氏が実践してきた方法だ。そのやり方は「幸せだなぁ」と口に出して言うことだ。最初から「自分の願い事がかなった状態」に身を置いて自分が幸福だと表明することで、ポジティブな心理をつくり出す。

斎藤一人氏の夢実現法が独特なのは、「幸せだなぁ」の後に「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」と続けるところだ。そして、「それを千回繰り返す」ことにより言葉は現実になるという。これが「千回の法則」である。

一見すると、この方法はただ頑張ること、繰り返し努力することを奨励しているようにも見えるが、斎藤氏は、「成功と努力には因果関係はない」が持論だ。努力は人に無理を強いることである。

上記したように、勉強が辛いと思っているうちは継続することが難しく、学んだことが身につくことはない。それと同じで、辛い思いをする努力は夢の実現にはつながらない。

人が呼吸しているように、自分の夢が思わず口から漏れてくるようになると、夢も引き寄せられてくる。

◆生産性アップの近道はワーキングメモリを鍛えること

一日は24時間。この24時間を効率的に使うか無駄に使うかは、後々の人生に大きな差になってくるはずだ。

そこで、多くの人は、ムダな時間を削って目標を達成するために「努力する時間」を増やそうとする。これは引き算の発想といえる。誰でも一日の中で無駄に過ごしている時間はあるだろう。しかし、睡眠や休憩などは脳にとって必要であり、無駄な時間ではない。

もっと良い方法は、脳の活性度を高めることだ。人間の脳は活用されていない膨大な潜在力を秘めている。脳の情報処理能力を高めれば仕事時間は短縮することができる。

近年の脳の研究では、脳の中でも頭の前部にある前頭連合野が活性化すると情報処理能力が高まることがわかってきた。前頭連合野は、自分の意志で何かを計画して、プランを立て、実行する時に働く部分で、さまざまな情報をまるでボードに書き出すように整理・統合を行う「ワーキングメモリ」機能をもっている。

「心の黒板」とも呼ばれる前頭連合野の機能を高めるには、速読や音読、暗算、早口言葉などの訓練法がある。

デジタル脳

◆「マルチタスク脳」から脱却して生産性を向上させる方法

「マルチタスク」には重大な落とし穴がひそんでいる。

マルチタスクは①「生産性が40%落ちる」、②「IQが10%低下する」といったアメリカの研究報告がある。「アドレナリンが出てやる気が高まる」という人もいるが、それは「気持ち」の次元であり、生産性とは無関係だ。マルチタスク脳から脱却する新習慣を身につけたい。

そのための方法が5つある。

  1. 気になる他の仕事を排除する
  2. やるべき仕事を数時間で達成できる小さなタスクに分ける
  3. 自分のアジェンダ(果たすべき行動計画)に厳密に従い、クリアするまで他のことを考えない
  4. 仕事の連絡には電話を使う
  5. ひとつの仕事を60分~90分に限定して休息をとる

■この本から学んだこと

コミュニケーション学、心理学、NLP、成功哲学など、世の中のさまざまな「人の心を操作する方法」と「夢を叶える方法」が詰まった本です。

たくさん詰まっていてお得といえるでしょうが、逆に言えばたくさんありすぎて実際にできるかと言われると難しいのではないかと感じました。

私には、聞いたことのあるものが多かったのですが、できているかと言われるとそうでもなく、復讐になりましたし、新たに気づくものもありました。

テクニックにしぼっているので、考え方やマインドがしっかりしている人にとっては役に立つであろう内容でしょうが、そうでなければ、この本の内容を活かしきるのは簡単ではないでしょう。

学んだこととして、私がすぐにでもやろうと思ったことは、メールで根回しすること。そして、行動の数値化することです。これらは必要性は感じるが、ちょっと面倒なことだと思うのでなかなかやらない人は多いのではないでしょうか。しかし、それをやるからこそ数少ない成功者に近づけるのではと思います。

そして、生産性向上のためにワーキングメモリを鍛えるという発想はなかったので、これは良い学びでした。

これまでは、時間をつくるために無理やり組み込もうとしたり、何かを削るという考え方しかありませんでしたが、脳の処理速度を上げるという発想は、いろいろなところで役に立ちそうで是非意識して鍛えてみようと思いました。

人の心を操作する力を身につけたいと思って実践することは、私にはできそうにないので参考程度にしておきます。

言葉の表現の問題でしょうが、あまり良いイメージをもてませんのでそれを実行することは抵抗がありますね。

■目次

はじめに

第1部 [人の心を操作する力]編

第1章 最強の「心理操作」術 ――知らぬ間に心を動かす禁断のノウハウ

第2章 主導権を握る ――一目置かれて優位に立つテクニック

第3章 相手の心をつかむ ――相手の「特別な人」になる会話法

第4章 意のままに操る ――人や組織を自在にコントロールする

第5章 交渉・駆け引きに勝つ ――心理戦を制して成果を勝ち取る

第2部 [夢を叶える力]編

第6章 夢実現の最短メソッド ――人生の成功者が実践する習慣

第7章 夢のカタチを描く ――「見える化」と「落とし込み」の技術

第8章 結果が出る勉強術 ――記憶力と情報力を極大化する

第9章 夢が叶う「仕組み」術 ――努力しないで夢を実現する

第10章 生産性向上術 ――やる気とスピードと集中力を上げる

参考文献

 

いつもと違う成功法則『あなたはまだ本気出してないだけ』

あなたはまだ本気出してないだけ

そう、その時はやる気が起きず、つい毎日ダラダラと過ごしていました。

計画を立てる気も起きず、7つの習慣の時間管理の表でいう第4領域である「重要でも緊急でもないこと」に時間を割いていました。

このままじゃいけないなと思った私は、なんとかこの状況から抜け出したいと本屋に行き、この本を手に取りました。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

『あなたはまだ本気出してないだけ』

著者:小玉歩

■本について

発行日:2014年8月30日

評価:★★★☆☆ (所要時間:1時間50分)

読破冊数:14冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • 5年後後悔したくない人
  • 日常に物足りなさを感じる人
  • 自分が不完全燃焼だと感じている人
  • 生き生きとした人生を送りたい人

■概要

この本は3つのパートに分かれています。

1つ目が仕事編、2つ目が人間関係編、3つ目が自己投資編です。

それぞれについておすすめするポイントを紹介します。

仕事編

5年後にクビになることを想像して働こう

人間という生き物は終わりを意識することがなければ、何事も永遠に続くと錯覚し、様々なことを先送りにします。しかし、今の環境がいつまでも続くという認識は完全なる幻想です。
日本が右肩上がりに成長する時代は終わっています。5年後にクビになることを想像すれば、目の前の仕事に本気で取り組めるでしょう。

だるい仕事は今すぐ手放そう

自分なりの思考やアイデアを挟む余地がなく、ただひたすら淡々とこなして処理をしていく物事は「仕事」ではなく「作業」ではないでしょうか。
そこで、まずやることは作業の棚卸しです。そして、自分でなくてもできる作業をどんどん他の人に割り振ります。これにより、あなたの能力を活かせる仕事だけが手元に残り、そこに集中することができます。
もし「作業」を手放すことが自分勝手だと思うのであれば、それは大きな間違いです。優秀な社員が利益貢献度の低い「作業」を手放し、自分にしかできない仕事に時間や労力を集中させることは、会社にとってもおおいにプラスになるのです。

無意味な恐れは今すぐ消そう

人間の行動を最も鈍らせるのは「恐れ」です。サラリーマンが最も恐れていることは「上司に叱られること」です。しかし、そんな小さなことを気にする必要はありません。上司との関係なんて、あなたの長い人生、たくさんの人間関係の中のほんの小さな一部分でしかないのです。
実際、私たちの心にある「恐れ」は取るに足りないものであり、まったく気にする必要はありません。

何かに打ち込む方法は、打ち込めるために自分のあり方を変えるということと、そもそも打ち込もうとする対象物を変えてしまう、この2パターンがあります。

成功のための「道筋」を明確にしよう

もし夢や目標があっても、どのようにそれを達成するのかが漠然としている。そうすると、真剣に打ち込めず動けなくなってしまいます。つまり、成功のための具体的な「道筋」に実感が持てないからです。
何をどれだけ努力すれば成功するかという具体的な道筋を見出し、今は大変で、ある程度努力をしなければいけないけれども、この作業を1ヶ月間続けていれば、確実に成果が出てくる。このように成功のための道筋が具体的であればあるほど、成功への実感を持つことができます。

チャンスはフルアクセルで踏み込もう

日々常に考えて過ごして、チャンスを見つけたら、そのチャンスに人生を預けるというくらいの覚悟で臨む。「今がチャンス」と思えたらフルアクセルで踏み込む必要があります。

働く社会

人間関係編

叩かれるのを怖がらない

気付いたら無難な選択で何かの2番、3番煎じの企画をしていたりしませんか?
叩かれたくないという過剰反応が逆効果になるということも少なくありません。

ちょっと世界に目を向けてみると、叩かれることをやっている会社や人こそ、大きく成功していることが少なくないのです。

著者は、批判されるから、叩かれるから、といった実は大したことのない理由で、不本意な道を選択するのは、貴重な人生の無駄遣いだと言っています。

身の回りはイエスマンで固めよう

イエスマンで固めたほうが、自分の得意な強みを発揮できて、お客さんにも満足してもらうことができるので、結果的に売上につながるのです。しかも独自性も発揮できるので、競合他社への対策にもなります。

その他にも、「お金を貸すなら相手の人生を変える覚悟で」「LINEはやらない」などもあります。
LINEはやらないという理由としては、LINEはムラ社会を形成しやすく、ムラ社会の単一の価値観が足かせになってしまうという理由です。

「想定外の人と会おう」

毎日同じことをしていると思考が凝り固まってきてどんどんつまらない人間になってしまいます。つまらない人間がつまらない人生を送っていたら、もうこれは手の施しようがありません。
そこで、それを打破するために想定外の人と会うことをおすすめしています。著者はミュージシャンの友人とたまにご飯を食べたりしていました。

自己投資編

学んだことは素直に実行しよう

素直に学ぶということは大切なことですが、年を重ねると自分の今までの経験の範囲で判断し、教えてくれる人の話を素直に聞けなくなることが多くなってしまいます。
「素直になれない=納得出来ないことは聞き入れない」ということは、あなたに一切の成長をもたらさないということです。
納得出来ないことを「こんなことできるはずないよ・・」とか「これはちょっと違うでしょ・・」と切り捨てるのではなく、納得出来ないからこそ、今の自分に必要だと考えるのです。

異業種交流会には行かない

異業種交流会での人脈作りは、著者はまったく自己投資でないと言っています。
なぜならば、異業種交流会に来る人達は、明確な目的を持ってきているのは、見込み客探しに来ている生命保険や投資用マンションの営業マンくらいで、残りの人は「自分を成長させてくれるいい人に出会いたい」「何かいい話ないかな」という依存心の高い人の集まりです。つまりクレクレ君や教えて君ばかりだということです。
著者は異業種交流会にムダな時間を使うよりも、目的意識の高い人たちと知り合ったり、読書に時間を割いたりしたほうが、よっぽどあなたのためになると思うと言っています。

読書は最も費用対効果のよい自己投資だ」「買った本は最低5回は読もう

著者のレベルに達するまでは永遠に学びを得られる費用対効果の高いものが読書だということです。

目標なんて達成できないと思おう

リアリティを持ってその目標が想像できないのであれば、100%達成できません。心がけることは「実現可能性のある最大値」を目標として設定することです。つまり、非常に難易度が高いながらも可能性としては0ではない目標なのです。
そうすることで、たとえ自分自身では未達だったとしても傍から見たら素晴らしい結果を手にしている場合がほとんどなのです。

10年先なんて考えない

未来から逆算して・・・ ということはよく聞きますが、この本では10年先なんて考えないと言っています。そもそも著者の方は逆算式ではなく、積み上げ式の考え方だということです。
また、今の時代は流れが早く、長期間より半年や1年という期間で考えたほうが、今の時代にフィットするということです。
また、10年先の外部からもたらされた「安定」を求めるのではなく、どんな波が来てもその波に乗り切れる自信ができたときに得られる本当の「安定」を持つことが大事だということです。

後悔と反省を区別しよう

間違いや失敗を犯した後に、それを「後悔」するのか「反省」するのかで、その後の成長の度合いは、大きく変わってくるのです。
あなたは失敗に遭遇したときに、「反省」ではなく「後悔」していませんか?
「後悔」は「ああすればよかった」とか、「こうすればよかった」とかあれこれ悩むことです。そのときは悩んでいる自分に酔っているといういわばナルシシスティックな精神状態なのかもしれません。「反省」は、冷静に過去の自分を見つめて、問題点を明らかにして、改善策を考えることだと言っています。つまり、自分を冷静に客観視するということなのです。

「明日死ぬと思って毎日を過ごそう」

『最高の人生の見つけ方』(原題 THE BUCKET LIST)という映画がこの本で紹介されていました。私も見ましたが、この映画では主役の2人が棺桶リストと言われるいわば死ぬまでにやっておきたいことのリストを余命半年と言われて実行していき、本当の自分を取り戻していくという話です。
あなたは、この映画のように余命半年と言われたらどんなリストを作るでしょうか?
自分の終わりが見えないと、つい物事を先延ばしにしてしまいます。そこで、著者は5年後10年後に後悔しないためにも、今から本気を出してくださいと伝えています。
やりたいと思っていても先延ばしにし、取りかかるのが遅いと、本気を出している周りの人との差が開いてしまいます。

■この本から学んだこと

この本に恐れを消していく作業が紹介されていました。私もたくさんの恐れが行動を鈍らせているのでこの作業は是非やりたいとおもえたことです。

その作業を紹介しますと、
まず、不安に思っていること、心配に思っていること、気にかかっていることを、50個ずつ紙に書き出します。50個とは多く感じますが、些細なことでも構いません。
そして、書き出したところで、それぞれに対して「それが起こるとどうなるのか?」「なぜそれがあなたにとって不都合なのか?」をじっくりと考えてみます。
そうすると、50個のうちほとんどは大したことないと気づきます。

将来は年収1億円か100万円かという格差が広がり中間層が減っていく時代。その中でどのように自分に価値をつけていくのかということが大切で、どのように自分に付加価値をつけていくのかということについて、この本には「企画を考える」ということがおすすめされていました。

つまりその人しかできないという付加価値の高い仕事をすることで、給料は自ずと高くなる。そして、その付加価値を生み出すのが、企画力や発想力というその人の頭が生み出す、他の人が真似出来ない能力だということです。

次に、納得出来ないからこそ今の自分に必要だと考えるということ、は私の心に響きました。納得を手放すということを昔学びましたが、それができているのか?というと、つい納得を求めている自分がいます。これを読んで、自分自身の納得について考えさせられました。

また、この本を読んで、時間の大切さ、時間は有限だということ、いつだって本番だということ、人生は今の繰り返しだということを改めて感じさせられました。

あなたは今を本気で生きていますか?

手を組む夫婦

■目次

Part1 仕事編

  1.  5年後にクビになることを想像して働こう
  2.  給与明細を見て不満をつのらそう
  3.  ダルい仕事は今すぐ手放そう
  4.  無意味な恐れは今すぐ消そう
  5.  昼飯は食べるな
  6.  嫌な転勤は拒否しよう
  7.  相手が誰でも必ず敬語を使おう
  8.  成功のための「道すじ」を明確にしよう
  9.  優先順位を常に明らかにしよう
  10.  タクシーの車内で脳を活性化させる
  11.  自分の価値を上げたければ企画を考えよう
  12.  チャンスはフルアクセルで踏み込もう 

Part2 人間関係編

  1.  シラケる人を周りに置かない
  2.  叩かれるのを怖がらない
  3.  炎上耐性を身につけよう
  4.  家庭の安定に力を注ごう
  5.  お金を貸すなら相手の人生をも変える覚悟で
  6.  身の周りはイエスマンで固めよう
  7.  LINEはやらない
  8.  社外にメンターをつくろう
  9.  想定外の人と会おう

Part3 自己投資編

  1.  学んだことは素直に実行しよう
  2.  異業種交流会には行かない
  3.  学ぶことをケチらない
  4.  1日3時間はネットサーフィンで流れを読む
  5.  読書は最も費用対効果のよい自己投資である
  6.  買った本は最低5回読もう
  7.  就業時間は試合、終業後も完全オフにしない
  8.  目標なんて達成できないと思おう
  9.  10年先なんて考えない
  10.  プライベートでも本気を出そう
  11.  社長の名刺を持とう
  12.  モチベーションを高めたければゲーム化しよう
  13.  後悔と反省を区別しよう
  14.  明日死ぬと思って毎日を過ごそう

あとがき

 

メンタリズムでトップセールスを『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』

一瞬でYESを引き出す心理戦略

メンタリストのDaiGoさんはご存知でしょうか?

フォーク曲げや心理誘導などでテレビで見かける機会も多いのではないですか?

私も、コミュニケーションや心理学などを学ぶ中で、たびたびDaiGoさんの本が紹介されたり、イベントに来られたりしていることを知り、一度DaiGoさんの本を読んでみたいと思い、この本を手に取りました。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加していて、1年間に100冊本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。

⇒【10000冊プロジェクト】

『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』

著者:DaiGo(メンタリスト)

■本について

発行日:2013年8月1日

評価:★★★☆☆ (所要時間:1時間40分)

読破冊数: 13/100冊

 

■こんな人におすすめ

  • 営業の仕事をしている方
  • 人と交渉する仕事をしている方
  • 人間関係を良くしたいと思っている方
  • 失敗をなんとかしたいと思っている方

■概要

メンタリズムはコツさえ覚えれば誰でも身につけることができる簡単なものです。DaiGoさんの行うメンタリズムの技術は、「相手の心を読み、心をつかみ、ニーズに応えることで信頼関係を築く」というもので、企業研修やテレビ出演などで自ら体現してきたといえるでしょう。

メンタリズムとは

人間の心理的特性をふまえて、相手の行動や態度、会話などからその心の状態を読み解いていく技術です。れっきとした科学であり、超能力ではありません。

基本の4ポイント
  1. 観察する
    外見や言葉に現れたものから手掛かりを探る。
  2. 分析する
    手掛かりをもとに、心理を読み解く。
  3. 信頼される
    相手を理解し、信頼を勝ち取る。
  4. 誘導する
    暗示を入れ、人を動かす。

メンタリズムの「YES」を引き出す心理戦略

もしビジネスシーンだとしたら、交渉の前に9割決まっているということです。

それというのも、ビジネスを抜きにしたところで、どのくらい個人同士の距離を縮められるか、それが大事であり、そこからすでに交渉は始まっているということです。

そして、個人同士の距離を縮める方法がいくつか書かれていたので、特に気になった所を紹介します。

相手の警戒を解くためにも、自分から先に話すこと

相手に開示してもらいたい情報があるのなら、まず開示することが先決です。

欠点を先に伝えることで信頼を得られる

後から入った情報のほうが記憶に残りやすいという人間の脳の特性(親近効果)もプラスに働きます。メリットを先に伝え、欠点を後から言うと卑怯な印象を与え、逆だと誠実な印象を与えます。

その場の主導権を1.3秒で握れる世界共通の方法

挨拶は誰よりも早くする。そうすることで、その空間をあなたが支配しているという空気、あなたの優位性を演出することができます。
つまりは、『相手よりも先に行動する』ということですね。

繰り返しの技術

書くにせよ話すにせよ、重要なメッセージや相手に伝えたい情報、売り込みたい情報は、表現を変えて必ず3~10回は繰り返す。

「伝わる」企画書の黄金ルール

  1. これだけは絶対に伝えたいという重要情報をひとつだけに絞り込む
  2. それ以外の情報は、いっそ捨てるぐらいの勇気を持つ
  3. ひとつの企画書に3~10会ぐらい、自然に登場するようにその情報を入れる

「また買いたい」と言われる心理戦略

聞き上手になること

お客さんにしゃべらせることが上手な販売員は、イコール、お客さんに信用されやすい販売員と言ってもいいでしょう。

人は基本的に、信用している人からしかモノを買いません。

多くの人が持っている「信用している人や親しい人にしか自分のことを話さない」という認知が、自分のことを話した=信用のできる人だと思おうとするのです。

損をしなければ、誰もが商品をほしくなる

人間は得をする喜びより損をする恐怖のほうが強いのです。自分の意思だけで選ぶと損をするかもしれないという恐怖がある人は、損はしないという安心感を得たいのです。

セールスでは、買った後の幸せなストーリーを想像させよう

商品を買った後の展開を、例え話や形容詞を使って思い描かせる。その商品がある光景や情景を想像させる。販売員はそんな、店頭に立つストーリーテラであるべきだと思います。

ゴルディロックス効果

価格帯の選択肢が3つになると中間(真ん中)のものを選びやすいという現象です。

また、人が迷わずに決断できる選択肢の限界は5個です。

3つの選択肢を提示する場合は、①もっとも高価な「A」→②すごく安い「C」→③本命の売りたい「B」という順番で見せればより極端性が強調され、お客さんは真ん中をより選びやすくなります。

人間関係のストレスをなくす心理戦略

空間・スペースをコントロール出来れば人間関係が変わってくる

人は無意識に相手との人間関係により距離をとっています。それを逆に利用することで人間関係を良くするということです。

相手との距離をもっと縮めたいというならば、まずは実際の身体の距離を縮めることです。たとえば、一緒にランチに行くならば、テーブルを挟んで座るレストランよりもカウンター席で隣同士で食べるほうが、出て来る会話もその距離に見合った内容になるわけです。

これも認知的不協和を利用して「こんなに近い距離にいるから、この人とは親密なんだ」という感じを持ちやすくなります。

喜んであなたについてくる、最高の上司力とは

もしあなたが上司なら、覚えておいたほうがいい文があります。

『普通の先生は「問題の解き方」を教え、いい先生は「勉強の仕方・考え方」を教える。そして最高の先生は「勉強の楽しみ方」を教える』と、

部下や後輩に仕事を教えるなら、何よりも彼らに教えるべきは仕事の楽しみ方です。

 

■この本から学んだこと

この本を読んで、メンタリズムをもっと深く学びたいと思えるようになりました。

書いてある内容は、メンタリズムの技術というよりは、コミュニケーション学やNLPの内容が多く入っていて、とても目新しいというものではありませんでしたが、実際に仕事、プライベート問わず生活の中での様々な場面に活用できるようなものばかりだと感じました。

相手を観察するときや、信頼を得るとき、セールスをする時など「こうすれば良さそう」と思える内容はありますが、それと実際にできるかということはまた別物だと思います。つまり、この本を読んだからといってすぐにメンタリズムが使えるようにはならないということです。

変わったこととして、この本には『本書の正しい使い方』というページがあります。

それには、先送りしがちな人へ「まず始めてみること」ということ。また、全部を読む必要はなく、気になるページだけ読んでみる、つまり興味のある部分だけを読む、というスタイルをオススメしています。

これには、いきなりそんなことからはじめていいのか、と思う気持ちもありました。

とはいえ、実際に全部やろうとするとかなりの時間と労力がかかるでしょう。

上記の概要の部分は本の一部の紹介です。実際は数倍の内容が書かれています。

私が、概要として書いたのも気になったから、重要だと思ったからなので、まずはそのようなところから、まずは始めてみることが大事だと感じました。

■目次

はじめに

本書の正しい使い方

第1章 あなたはもっと評価されるべき。今こそ仕事にメンタリズムを

第2章 手強い相手の「YES」を引き出す心理戦略

第3章 あなたから「また買いたい!」と思わせる心理戦略

第4章 人間関係のストレスをなくす心理戦略

第5章 ミスを取り戻すどころか、チャンスに変えてしまう心理戦略

おわりに

 

「しつもん」を身につけると何でも手に入る!?『革新的な会社の質問力』

私が身に着けたいことの一つに、「質問力」があります。

コーチングをする上で、効果的な質問をすることは本当に大切なことです。

今回紹介する本はそんな「質問」に関する本で、舞台は会社となっていますが、実際は個人相手でも、ましてや自分自身にも使え、大いに役立つ内容となっていました。

手に入れた理由は、コーチングのスキルアップのためのセミナーの中で、講師の方がおまけとしてプレゼントしてくれました。

 

※現在10000冊プロジェクトというものに参加中です。

10000冊プロジェクトでは、1年間に100冊の本を読み、それをアウトプットすることを目標としています。
⇒【10000冊プロジェクト】

『革新的な会社の質問力』

著者:河田 真誠(しつもんコンサルタント)

■本について

発行日:2017年4月24日

評価:★★★★★ (所要時間:2時間)

読破冊数:11冊/100冊

■こんな人におすすめ

  • コンサルタント
  • コーチ
  • 教育に関する仕事の方
  • 管理職
  • リーダー
  • 会議の進行役
  • 変わって良くなりたい方

■概要

「しつもん」とは

「しつもん」とはアドバイスしたり教えたりすることではなく、答えは自分や相手の中にあると考え、しつもんすることにより、その時の「頭の中を整理する」「新しいアイデアを生み出す」「やる気になる」ことのきっかけとなることです。

「質問」にはさまざまな種類がある

相手に正解を当てさせる「クイズ」、自分の知らないことを相手に聞く「疑問」、相手の真意を問いただす「尋問」、さらに、「ご機嫌いかがですか?」といった特に意味を持たない「あいさつ質問」があります。

そして、相手のためになる良質な問いかけをあえてひらがなで書く「しつもん」と定義し、その他の質問と区別します。

必ず身につけたい「7つのしつもんマインド」

「しつもんマインド」は、しつもんの上達だけでなく、これから先、何が起こるか予測できない時代を生き抜くためのビジネスセンスを鍛える上で、欠かせないものです。

7つの「しつもんマインド」に向き合うことで、「いまやるべきこと」がくっきりと見えてくるはずです。

  1. 思い込みを捨てる
  2. 相手を信じる
  3. 愛の選択をする
  4. どんな答えも正解
  5. 100%自分の責任
  6. 自分を満たす
  7. 答えるより、考えることが大切

自分しつもん

日頃私たちは、数多くのしつもんを自分自身に向けてしています。この「自分しつもん」が上達すると思考力が高まり、仕事の成果だけでなく、問題や課題に対する解決能力や創造力がアップし様々なことが手に入ることでしょう。

自分しつもんのコツ
  1. 「べき」思考をしない
  2. 「できない」を考えない
  3. 自分を否定しない
  4. 見えていないところにこそ意識を向ける
  5. あきらめない。でも、やり方は変える
習慣化したい「自分しつもん」

人はいつの間にか、過去の上手くいったことや上手くいかなかったことが染みつき、それがルーチン化しています。変化が激しい世の中ではそれがいつもうまくいくとは限りません。この呪縛から抜け出し、「今のベストな選択」をするのに役立つのが「習慣化したい7つの自分しつもん」です。

  1. いいところはどこだろう?
  2. 「なぜ?」✕7
  3. じゃあ、どうする?
  4. どうなっていたら最高?
  5. 違いは何だろう?
  6. 本当に?
  7. いま、出来ることは何?
ひとり会議

自分しつもんを形式や手順に沿ってすることで、さらに思考がはかどります。正解は自分の中にあるということを忘れずにいましょう。

ひとり会議の手順は

  1. テーマを決める
  2. 「終わった時にどうなっていたら最高?」を明確にする
  3. テーマに合わせたしつもんに答える(紙に書く)
  4. 答えてみて感じたこと、気づいたことを書き出す
  5. 「いつまでに何をするか」を決める

です。

この本には『自分の課題を見える化する』『問題を解決する』『やる気とパフォーマンスを高める』という3つのテーマが紹介されています。

自分の課題

部下にしつもん

もし部下に不満があるなら、その原因は部下ではなく、上司のあなたにあります。あなたの考え方や関わり方を少し変えるだけで、部下との関係を劇的に変えることが出来ます。

部下にしつもんをする時に、特に意識してほしい6つのコツ

  1. しつもんの目的を明確にし、相手の答えを大切に
  2. 相手のためにしつもんする
  3. 「いいね」と受けとめる
  4. 口よりも耳を使う
  5. 盛り上がりを見逃さない
  6. 「好き嫌い」と「仕事」を分ける

部下へのしつもんとありますが、改まってしつもんをする必要はなく、日常の業務の中、ちょっとした部下との会話の中に、しつもんを折り込むことで、人間関係を良く出来るだけでなく、部下の能力を引き出し、自信をつけさせ、成長を後押しすることができます。

この本には10個の目的別の「部下の力を引き出すしつもん」が用意されています。

会議でしつもん

会議にしつもんを取り入れると、偉い人の独演会や単なる連絡・報告の場になるということもなくなります。そして、メンバー全員で議論が盛り上がり、しかも短時間で実のある結果が得られます。

楽しく実りのある会議にするためには、各メンバーのマインドの問題が大きく、誰かが意見を表明したら、まずは「いいね!」と受けとめる姿勢がとても大切です。

「受けとめる」は賛否などのジャッジをせずにそういう意見や提案があると認めることです。

しつもんアイデア会議の4つのルール
  1. どんな答えも正解
  2. どんな答えも「いいね!」と受けとめる
  3. 答えが出なくてOK
  4. 楽しむ
会議の成否は事前の準備で決まる

会議の充実度は事前の準備次第で高めることができます。しつもんアイデア会議で準備するのは次の4項目です。

  1. テーマを決める
  2. 参加したくなる工夫をする
  3. 環境にこだわる
  4. しつもんアイデア会議用シートを用意する
    →しつもんを用意する

いろんな意見

お客様にしつもん

しつもんを駆使出来るようになると、売り込まなくても売れる「営業力」、隠れたニーズを掘り起こす「企画力」、お客様から愛され、より必要とされる「満足度の高い商品を生み出す力」が自然と高まり、お客様との関係も格段に良くなっていきます。

「営業力」を高める例として、何をするのかというと、1時間の時間があるとしたら、そのうち55分間を「悩みを聞くこと」に費やします。

そうすると、お客様は「自分にはこんな悩みがあるのか」と改めて認識します。その段階で、「その悩みを解決する方法があるのですが、興味はありますか?」だと、相手の答えは「めちゃくちゃ興味があります!」となります。

相手は「買いたい」のではなく「問題を解決したい」

相手が欲しがるものを聞き出すのが「しつもん力」です。

「お客様にしつもん」6つの心構え
  1. お客様を幸せにする
  2. マイナスをなくす、プラスを増やす
  3. 自分らしく、無理をしない
  4. こだわりポイントを見つける
  5. 顧客の夢を広げる
  6. 自分なら、どんな人から買いたい?
答えはお客様が持っている

「お客様マニア」になるほど、相手のことを知り、気持ちが痛いほど分かるくらいまで共感できるようになると、自然とサービスや商品は売れていきます。

お客様を知り、もっと深く喜んでいただけることを考え、しつもんをしてみてください。

■この本から学んだこと

まず、この本から「しつもん」の大切さ、強力さ、応用力、魅力を感じました。

普段「質問」だと思っていたことが、実は「尋問」だったり「詰問」だったり「疑問」だったりしていることに気づきました。そして、「しつもん」の奥深さと簡単ではないなと思いました。

この本には、様々な「しつもん」にたいする考え方(マインド)が出てきますが、どれも大切だと感じます。急に全てを身につけることは難しいと思うので、まずは、「7つのしつもんマインド」を一つずつ意識しながら身につけていきたいと思いました。

しつもんをする機会がほとんどないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、ちょっとした会話の中でも「しつもん」は使えると思いますし、しつもんしなかったとしても「7つのしつもんマインド」を持ちつつ会話することも出来るのではないでしょうか。

さらに、「自分しつもん」が習慣化できると、人として成長できるだろうと感じました。ただ、本を読んだだけでは知っただけでできるようにはなっていません。学びにはなりましたが、これを実践しないと結果は変わらないですから、少しずつ実践して習慣化していきたいですね。

「部下にしつもん」「会議でしつもん」「お客様にしつもん」では、この本を用いてコンサルができると感じました。本当は本を見なくてもできるくらい深く落とし込めば良いのでしょうが、かなりの情報量のため、最初は本を見ながらや、自分なりに状況に合わせてピックアップすれば十分活かせるのではないかと思いました。

例題もたくさん載っているので、使える状況はたくさんあると感じました。

「しつもん」ができる人が増えると世の中が良くなっていくなと感じた一冊でした。

■目次

はじめに いま、何かを変えたいと思っているあなたへ

第1章 「しつもん」とは何か?

第2章 必ず身につけたい「7つのしつもんマインド」

第3章 自分しつもん

第4章 部下にしつもん

第5章 会議でしつもん

第6章 お客様にしつもん

おわりに

■一言感想

質問力は今、世の中に求められている力でしょう。革新的な会社とありますが、どのような組織においても、個人レベルだとしても必要なものだと思います。

そして、これを読んでくれた方は、是非「しつもん」を身につけ、自分と周りの人達を幸せにしてもらいたいです。